思うとおりの人生とは？

思うとおりの人生とは？

思うとおりの人生とは何でしょう？
思い描く妄想も含めて全てを満たすことでしょうか？
決してそうであるとは思いません。

「思い通りの人生が送れたらどんなに良いだろう！」誰もが思うことです。
しかし「あなたはあなたが思った通りの人生を歩んでいる」と言われたらどうでしょう？
そう、あなたはあなたの思った通りに動いているんです。否定しますか？
否定しているあなたの意識は、あなたの顕在意識部分です。「あなたはあなたが思った通りの人生を歩んでいる」と言う時の、あなたの思いとは、あなたの顕在意識部分と潜在意識部分をまとめて言っています。

「わかっちゃいるけどやめられない～」という歌が顕在意識と潜在意識の関わりを良く表しています。

顕在意識部分では「このままじゃだめだ！自分を変えて行かなくては」と思うのですが、潜在意識部分が「まぁいいじゃないか、このままの方が楽だし、第一めんどくさいじゃないか！自分を変えるなんて大変だぞぉ～」（笑）と言っているわけです。

潜在意識の可能性にも書いたように、顕在意識と潜在意識を比べれば遙かに潜在意識の方が強く大きいのです。自分を変えるということは一筋縄ではいきません。要するに顕在意識部分が「ああしなきゃ、こうしなきゃ」と思っても、潜在意識部分が「そうはいきません」と思い
、足を引っ張るのです。その力関係は潜在意識部分が遙かに勝るわけですから、結果として「まぁいいじゃないか、このままの方が楽だし、第一めんどくさいじゃないか！自分を変えるなんて大変だぞぉ～」という思い通りに動くわけです。 三日坊主などというのが良い例ですね。

そう、あなたの思い通りなんです。

もちろん潜在意識が否定的な存在であるとは言いません。潜在意識が肯定的で前向きで活力に溢れているなら、素晴らしい人生が歩める筈です。よく「あの人は本当に精力的で快活な人だ」とか「なんと運に恵まれた人だ」とか思える人がいますが、その人たちはきっと潜在意識部分が前向きで活力に溢れ、また顕在意識から潜在意識への橋渡しがスムーズできる人なのではないでしょうか。