HOME > 水晶の種類(内包物による分類)

水晶の種類(内包物による分類)


代表的な水晶の仲間 内包物(インクルージョン)による分類


インクルージョン(内包物)による区別について

インクルージョンとは内包物、含有物という意味です。

天然の水晶をよく見ると中にいろいろなものが入り混じっているものがあり、これをインクルージョン(内包物、含有物)と呼びます。結晶ができあがる過程で自然に閉じこめられたものです。

インクルージョンには気体、液体、固体(他の鉱物)のなどがあり、一つだけだったり、混在して入っているもあります。 このインクルージョンは水晶だけでなく他の宝石・鉱石にもみられるものです。

キャッツアイ効果と呼ばれるスターは、このインクルージョンが光を反射させることによって生まれます。
もしインクルージョンがなかったらキャッツアイもスター・ルビー、スター・サファイアもありません。

日本語には「たまにきず」という言葉があるなど、インクルージョンはどちらかというと、キズとか不純物といったマイナスのイメージでとらえられているのですが、インクルージョンは天然の証とも言えますし、石それぞれの個性が表れています。また、ライトアップするとインクルージョンが綺麗に輝き、幻想的な光を見せてくれます。


ルチルクォーツ 針入水晶

ルチルクオーツ丸玉針入り水晶ポイント

ルチル(金鉱石・二酸化チタン鉱物)が入ったクリスタルをルチル・クォーツといいます。ルチルの太さはシャープペンの芯~細かいスチールウール位の細さまで、色は金・シルバー・赤茶・ピーチ・ピンクなど様々です。

ルチルの色合いは様々ですが、特に金色のルチルが入ったものは大変人気があります。これは「金色の線入り」を「金銭入り」と置き換え、金運・財産運・事業運などを高めるとの考えからです。



ストロベリークオーツ(ゲーサイト入り)

ストロベリークオーツゲーサイト入り

ストロベリークオーツは、水晶の中に微細なゲーサイト(針鉄鉱)がインクルージョンされる事によって、赤褐色からピンク色に見えます。

【商品掲載ページ】
クラスター



ファントムクリスタル(Phantom Crystal)

ファントム水晶ポイント山入り水晶

日本では山入水晶と呼ばれる事もあります。いったん成長が止まっていた(弱まっていた) 水晶が再度成長を始めると、結晶の内部に木の年輪のように山形の模様ができます。これをファントム(お化け・幻)と言います。ファントムはクリスタルがその進化を経験した成長のパターンを示しています。このファントム水晶が内包している山々を“克服”と見立て、勇気の象徴や護符として携える人もいるようです。

【商品掲載ページ】
ファントムクオーツ(山入り)



レインボー Rainbow Quartz 虹入り水晶

レインボー水晶丸玉虹入り水晶ポイント

薄い鏡のような面をもったインクルージョンの部分が光を反射し虹色に輝くことからレインボー水晶と呼ばれます。
虹は古くから愛と希望と夢の象徴として語り伝えられてきました。この虹を宿したレインボー水晶は、ヒーリングや瞑想に使われることでも有名です。
希望の象徴である虹の光を内包したレインボー水晶を覗くと、深い落ち着きと同時に、多くのイマジネーションが呼び起こってくるようです。



ガーデン・クリスタル(Garden Crystal)

ガーデンクオーツポイント庭入り水晶ポイント

水晶の結晶の中に、石英、緑泥石など他の鉱物が閉じ込められてしまった水晶です。
インクルージョンの入り方によっては、まるで結晶内に庭があるように見え、そこから庭園水晶(ガーデンクリスタル)と呼ぶようになったようです。
日本では苔入り水晶とも呼ばれる場合があります。インクルージョンを持った水晶の中でも特に、その特徴が際だっており、一つ一つ個性が異なることから、多くのコレクションを持つ人もいるようです。

【商品掲載ページ】
ブレスレット/ポイント/フリーカット



水晶in水晶(貫入水晶)

貫入水晶結晶内結晶

水晶の中に別の水晶が貫入したもの言います。
他のインクルージョンと同様に、水晶が成長する過程で、別の水晶の結晶を内包したものです。

【商品掲載ページ】
水晶in水晶(貫入)


ページトップへ