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パワーストーンとのつきあい方

パワーストーンとのつきあい方 目次


考え方

少し前置きです

石は単なる石!石に力があるわけがない
という考えは、ごく当たり前の事かも知れません。
しかし、古代から石の力を認め使用してきたという事実もあります。

石に宿る力や、石から受ける感情の変化を敏感に察知した古代の人々の智慧が、伝承され受け継がれていると考えられます。

水晶などは特に古くから様々な地域で特別の石として使用されてきました。現代では、水晶に電圧を加ると一定の振動数で振動する事がわかり、それをクオーツ時計として応用してきました。この事などは「石が持つ力の“ほんの一部分”を現代の科学が証明した」と言えるのではないでしょうか。

現代の科学は人々に与えた多くの恩恵と引き替えに、多くのものを陰に隠してしまったのも事実です。
山や森や海や川や空や星や… 古代からそれら自然とうまくつき合い、多くの恩恵を受け、また多くの智慧をもらってきた私達人類にとって、石もまた多くの智慧を授かる存在であることに変わりありません。
耳をすまし、心の耳を開き、全身で石を感じる存在でありたいと思います。

石が何かをしてくれる

という考えは少し注意する必要があります。

願掛けに使用するとか御守りにするという使い方ももちろんありますが、一方的に石の方が何かをしてくれるという事は望み薄のように思います。やはり耳をすまし、心の耳を開き、全身で石を感じる必要があり、また、素直な心で石と同調する必要もあります。

 何かの願いを石にたくし、それが叶えられるという事を次の様に考えることはできないでしょうか?

自分の真剣な願いを石に託す
託した石を身につけたり、飾ったりする事によって繰り返しその願いの真剣さがよみがえる
繰り返すということによって、顕在意識の願いが潜在意識にとどく
また繰り返すということによって、願いが潜在意識に定着する
潜在意識に定着することによって、常にその願いに従った行動や考え方をし、アンテナを張り巡らせる
自然とチャンスをものにする(チャンスをチャンスとして逃さない)
願いが叶えられる

こう書いてしまうと、「別に石に力があるんじゃなくて自分自身がそうなれば叶えられるんじゃないか!」
という言葉が返ってきます。それはある面正しく、また、ある面では間違いではないでしょうか。

「…自分自身がそうなれば叶えられるんじゃないか!」という点は大いに賛成です。
しかしこれが一番難しいことです。
「♪わかっちゃいるけどやめられない~♪」という歌がそのことを良く表していますね。
「なかなか思い通りにならない」という時、多くの場合「自分自身が思う通りにやらない」のが事実です。

※その点については ★潜在意識の可能性★もご覧下さい

「別に石に力があるんじゃなくて…」という点は、少し不満です。

石が持つ、潜在意識に働きかける媒体としての力をもう少し尊重してください。
いわゆるコミュニケーターとして働きかけを十分に感じて欲しいものです。

もちろん石の働きかけは、願掛けだけのものではありません。ヒーリングに使用したり空間を浄化したりと様々な使い道があります。


前置きが長くなりました


石の選び方

石にはそれぞれ意味合いがあり、様々ないわれや伝承もあります。
また、石の持つ色が人に作用することもあるようですが、やはり直感で選ぶ事が一番だと思います。

店に並んでいる石や Web Shop に掲載されているもの中に妙に惹かれる石があると思います。
また、別の石を買いに行ったのに、妙に惹かれる石が気になって迷ってしまう事もあるのではないでしょうか。

その石はあなたにとって必要な石なのかも知れませんし、その石があなたを選んだのかも知れません。
なによりも、ファーストコンタクトで気になったという事は、既にコミュニケーションがはかられているということです。
「第一印象から決めていました」というセリフはコミュニケーションという観点からは大切なことです。
自分を信じて選んでみましょう。


石とのコミュニケーション

好きになる

石好きの皆さんにこんな項目をあげること自体が失礼かも知れませんが、これが一番大切で基本中の基本でしょう。
石との同調という事を考えたときも、石に対して自分がどのような愛情を持っているかが大切な前提です。

大切にする

これもまた、皆さんに取っては失礼な話かも知れません。
どうか大切に扱ってください。
崇める必要はありませんが敬意をもって接することは大切です。

焦らない

石は何にもしてくれない、何の反応もない、と焦ることはありません。
石と同調するには時間がかかる場合もあります。じっくりと接しましょう。
まずは自分とうまくコミュニケーションを取れる石となってくれるように願います。
そして常に持ち歩くとか、毎日朝出がけや帰宅時、寝るときなどにしっかりコミュニケーションを取りましょう。
手に取ったり、眺めたり、きれいに拭いたり、しっかりと注意を向けたり、そして感じたり…

要するに自分の家族と接するのと同じです。コミュニケーション不足・愛情不足が多くの家庭内の問題の原因であるように、石とのコミュニケーション不足もまた、石を感じることを疎外してしまいます。

石とのコミュニケーションが十分にとれれば、ふとしたきっかけでアイディアが浮かんだり、夢の中に解決方法が示されたり、それまで注意を払わなかった事に気づいたりと、きっと様々な応答があります。


石とのつきあい方

持ち歩く

ポーチや紙にくるんで持ち歩く

石が傷つかないように、ポーチに入れたり紙にくるんだりして、バッグの中や、ポケットに入れておく。
また、ブレスレット・ネックレス・ブローチ・ピアスなどにして身につけるのも良いでしょう。 特にブレスレットはパワーストーンを一番身近に感じることができる身につけ方だと考えています。

手首に直接感じることができる
常に目で見て確かめることができる

飾る

飾る

部屋のなかで“ここぞ”と思う場所に飾ってみてください。窓辺やテーブルの上に観葉植物などの鉢植の植物と一緒に置いてみてはいかがでしょうか。

窓辺に置く場合は太陽光線に弱い石もありますので ★取り扱いの注意★ をご参照下さい

できれば清潔な場所、そしていつも目につく所、石が活き活きと輝く場所が良いでしょう。

オフィスのデスクの上に置いて、集中力とインスピレーションを高めるのに役立てるのも良い方法です。

◆部屋の浄化

水晶などは部屋や玄関に置いておくと空間の浄化を促すといわれます。

部屋の浄化 特に水晶クラスターは浄化作用が強いといわれ、部屋や玄関に置いている人も多いようです。
また、水晶クラスターは他の石を浄化する働きもあるようですので、ヒーリングに使用した石や、いつも身につけている石を休ませるベッドとして使用することができます。

◆お風呂に入る

一緒にお風呂に入るのも楽しい時間です。
お風呂の時間というのは一日のうちで最もくつろげる時間ですから、そこに石を持ち込み、ゆったりとした気持ちで石とのコミュニケーションを深めてみてください。

但し、水に弱い石がありますので注意が必要です。★取り扱いの注意★- をご参照下さい

◆枕元に置く

寝ている時間にも潜在意識部分は起きて活動をしています。夢をみるのもそのためですね。
また、忙しい現代人にとっても人生の 1/4 ~ 1/3 が睡眠をとっている時間です。
睡眠の時間は肉体の疲労をとるためと、潜在意識の整理のためにあるともいわれています。
その時間に石のコミュニケーターとしての働きをしっかり受けとりましょう。

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